「Cure」から「Care」へ
在宅診療では、病気を治すという概念「Cure」から、症状を軽減させ、患者や家族の負担を取り除き、支え見守っていくという「Care」の考えを持たなくてはなりません。
当然ながら、在宅診療で出来ることは限られていますので、これまで携わってこられた医療とのギャップに初めは戸惑われるドクターも多くいらっしゃいます。
患者やそのご家族と十分にコミュニケーションを取りながら、「Care」を提供していくために、ご自身の医療に対する価値観や思想の転換(パラダイムシフト)をしていく心構えが必要かもしれません。