介護施設や個人の居宅に訪問します。
介護施設の種類としては、有料老人ホーム、グループホーム、サービス付高齢者向け住宅、
特別養護老人ホームなど多岐に渡ります。
施設に訪問の場合は、午前1施設、午後1施設の合計2施設を訪問するパターンが多いです。
居宅の場合、5件~多くて10件に訪問することになります。
認知症・神経難病、悪性腫瘍、脳血管障害、糖尿病、高血圧症などを診ることが多いです。
高齢の患者さんのみならず、様々な年齢層のがんターミナルケア、障がい者の方の診察をすることもあります。
慢性疾患の患者さんの管理はもとより、急性疾患の場合も直ぐに病院へ送ることはせず、多くの場合、在宅で治療を行い、末期患者さんの場合は、看取りも行います。IVH、持続皮下注、人工呼吸器などの管理・治療も行います。
多くの場合、先生や医療機関の考え方が診療方針や内容に影響しますので、その辺りをよく理解されることをお勧めします。
1人で行くことは稀です。多くの場合、ドライバーもしくは看護師が同行します。
夜間や休日などのコールは当直医が受けたり、コールの1次対応を他職員(コールセンター)が行うなどの対応を行っている医療機関も増えておりますので、昔に比べて負担は大幅に軽くなっているといえます。
研修制度やサポート体制が整った医療施設も多いため、未経験でも不安なく携われるケースが増えています。
残業は発生しないケースがほとんどです。また、1日6時間勤務などの時短勤務を実施している医療施設も増えており、 育児やプライベートとの両立もし易くなってきているといえます。